こんにちは!ロードバイクと食べることが大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。
2022年10月16日(日)、22回目となる『ツール・ド・おおすみ』が開催されました。
昨年度は人生初のサイクルイベントだと言うのに果敢にAコースに挑戦しましたが、今年は「違うルートも走ってみたいな〜」という理由でBコースを選択。
「Aコース」とか、「最長距離のコース」がイベントの花形のような印象がありますが、それぞれのコースの良さがあるのですね!
BコースにはBコースでしか味わえない魅力があることに気付いてしまいました!!
サイクルイベントのコース選択を迷っている方、サイクルイベントへの参加自体を検討中の方の参考になるよう、私が見つけたミドルコースの楽しみ方をご紹介します。
❶ 楽しみ方、その1
今回、まず何よりも楽しかったのが、Aコースのスタートを見られたことです!
6:30〜7:45の間に受付を済ませ、開会式の後、8:30にAコースが最初のスタートを切ります。
Bコースのスタートは9:00なので、余裕を持ってAコースの参加者を見送ることができます。
仲間とお揃いのジャージでワクワク顔の人、完走に不安がありそうな緊張気味の人、凛々しい表情をされたサポートライダーの方々。
「前回は、私もこの集団の中でスタートしたんだな〜、あれから一年早いな〜」なんて振り返りながら、撮影する方を撮影してみたりして楽しんでいたら、あっという間にスタートして、あっという間にAコースの全員が通り過ぎて行きました。
それからゆっくりトイレを済ませたり、サイコンを立ち上げたりして、スタート地点を見てもBコースの参加者はパラパラとしか集合していない様子なので、Aコースほど緊張せず参加できる感じです、笑
そう言えば、Aコースに参加した前回よりも前の晩にぐっすり眠ることができました!
イベント参加への楽しみで、もちろんワクワク感はありましたが、100kmを完走した経験があるので、50kmの距離に対する不安が少なかったのか、気持ちに余裕がありました。
前回よりも気持ちに余裕があった分、視野が広がりイベント全体を観て、感じて、楽しむということができたように思います。
❷ 楽しみ方、その2
Bコースの2つ目に楽しかったことは、エイドステーションをゆっくり堪能できたことです!
Aコースに参加した時は、脚力に自信が無い分タイムリミットが気になって「ゆっくり食べている時間はない!」と言う焦りが最初のエイドステーションからず〜っとありました。
Bコースでもタイムリミットはありますが、むしろCコースに追いついてしまわないようにとサポーターの方が時間調整をして走ってくださるので、Aコースのように焦る必要がありません。
サポーターの方が「ここの場所は○時まで出発しないでください」という指示をしてくださるのが、食べるのが遅い私にとってはむしろ好都合で、提供されたエイドをゆっくりよく噛んで味わって楽しむことができました。
Bコースのエイドステーションはゴールまで入れると全部で4か所。
最初のエイドステーションは17km地点の「鶴峰小学校」。おにぎり、サンドイッチ、特製ウインナーにバナナ!
鶏の炊き込みご飯みたいなおにぎりが絶品でした!!
隣で食べていたおじ様がボソッと「こりゃまずいな〜」と呟かれたので「えっ!?」と思わず振り返ってみたら「おにぎりが美味過ぎてもう一つ食べたくなる」とのこと。
『分かる〜〜😂』
と、心の中でめちゃくちゃ共感しました!
2か所目は35km地点の「柏原漁港」でスイートポテトと大判のさつま揚げ。
中間地点くらいで甘い物が登場するのはとっても嬉しいし、私の大好物なお芋!!
スイートポテトは袋から出してみたら見た目がさつま揚げとそっくりww
右手にスイートポテト、左手にさつま揚げを握って、甘味と塩味を交互に食べられる幸せはたまりません💕
3か所目は、45km地点の「コミュニティ広場」で飴ちゃんと蜂蜜レモン🍋
蜂蜜レモンで爽やかに締めようと思ったら、第1エイドで美味しかったおにぎりを発見!残り5kmはお腹がパンパンでも走り切れると判断して、追加でパクッと食べちゃいました(^∇^)
そして、ゴール後に待っていたのはガッツリ「うな豚重」と「ぜんざい」✨
さすがに消化が間に合わず、お腹がパンパンなままだったので、ぜんざいだけいただいて、うな豚重は持ち帰りました。
クーラーボックスを車に積んで来ていたのが正解でした!家で温め直して食べたら、豚肉も鰻も旨味たっぷり、熱々ふわふわジューシーでとっても美味しかったです。
ツールドおおすみはエイドが多いことで有名なので、Aコースだと完走するために自分でエイドの量を調整する必要があります。
でも私の場合、食いしん坊だから、提供していただいたものは、全部味わいたいんです!
どんなにか美味しいのか気になって気になって仕方ないんです!!
だから、エイドステーションでゆっくりじっくり『食』を満喫できるBコースの楽しみ方もアリだなって思いました。
❸ 楽しみ方、その3
次にBコースで楽しかったのが、強度にチャレンジできたことです。
ミドルコースと言えど、ハイエンドモデルのロードバイクに乗っている方や熟練の貫禄漂う参加者も多く、決してペースは遅くないように感じました。
むしろ、Aコースの時の方が、ロングライドを乗り切れるように無理なペースにならようゆっくりペースを保っている方が多かったように思います。
Bコースでは、エイドステーションでこそ時間調整もあってゆっくり過ごしますが、一旦コースに出ればなかなかのハイペースです。
わずかなクライムでも、グングン登っていくので、集団から千切られないようにと一生懸命踏みました。
そしたらなんと、ガーミンで自己ベスト更新の文字が!!
40km区間の走行速度の自己ベストが更新されていました。
エイドでまったり過ごして、コースでしっかり走る、Bコースはそんなメリハリを持って楽しめることを知りました。
ちなみに、パワーやケイデンスはこんな感じでした。
一生懸命こいでいたら、先頭集団に混ざって走る時間帯もあったのですが、その時初めて「先頭車」と書かれた車を目にしました。
そして、なんとこの「先頭車」がスピーカーを使って、まるで選挙carのごとく「市民の皆さん!本日は自転車のイベントがあって、選手の皆さんが長距離を走っています。どうぞご声援をお願いします!」という感じのアナウンスをしてくださっていました。
「ツールドおおすみ」は他のイベントより地域の方の声援が圧倒的に多いという印象を持っていましたが、こういった広報周知のお陰だったのですね!
Bコースの沿道にも市民の方が、なんとスマホのカメラまで向けて拍手で応援してくださっていて、あふれる笑顔で大きく手を振ってエールを送ってくださるので、なんだか有名選手にでもなったかのような気分で手を振り返し、気持ち良く走らせていただきました。
イベント開催を温かく歓迎してくださっている地域の方や関係者の方々の努力に心から感謝したいです。
❹ 楽しみ方、その4
さらに、Bコースで良かったことは、ゴール後も楽しめたことです。
Aコースの時は、タイムリミットギリギリでゴールし、脚もメンタルも使い果たしていたので、記憶も朧げになんとかかんとか帰路に着きましたが、Bコースでは12時半前にはゴールして体力にも時間にも余裕があります。
温泉大国鹿児島県!
会場である「串良平和公園」から車で10分のところに温泉♨️を見つけたので、まずはイベントで楽しんだ汗を流すことにしました。
ゆっくり温泉に浸かって、頑張ってくれた自分の足腰を揉みほぐし、汗臭さも消えてスッキリさっぱりリフレッシュできました。
そして、次に向かったのが「ふくどめ小牧場」さんです。エイドステーションで提供されていた自家製ウインナーが美味しかったのでお買い物に行きました。
温泉から車で20分くらい走ったところにあります。
ふくどめ小牧場 0994-48-2324美味しそうなハムやソーセージ、チーズ等々がずらりと並んでいたので、気になった商品を複数チョイスしました!
イベントが継続開催されていくためにも、参加者が開催地域でお金を使って帰る行動は大事なことだと考えています。
温泉に入ったり、お買い物をしたり、飲食をしたり、場合によっては宿泊をしたりとすることで、少しでも経済効果が生まれれば、イベントの開催が地域貢献につながるということで、ますますサイクルイベントを開催する地域が増えて、サイクリストにとっても自治体にとってもwin-winだと思います。
参加者の皆さん!慌てて帰らず、開催地域でお金を使いましょう(^-^)
❺ 楽しみ方、その5
最後に楽しかったことは、どのコースに参加してもできることですが、帰宅後のSNS検索です!
早い人は、イベント参加中から次々と写真をアップさせています。
「#ツールドおおすみ」を検索して、色んな方がアップしている写真を見つけてイベントを振り返って楽しみます。
自分が撮りきれてない風景を見れたり、一緒に走った方を見つけたり、時には見知らぬ方の写真に写り込んでる自分を発見したり。
「楽しかったな〜」という余韻にずっと浸れます♪
❻ まとめ
「ツール・ド・おおすみ」Bコースに参加して見つけた楽しみ方を5つにまとめてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。
Aコースのような派手な絶景こそないかもしれませんが、Bコースだからこそ味わえる楽しみ方があります。
練習を積んで上級コースにチャレンジする楽しみ方もありますが、久しぶりに自転車に乗るという方やロングライドは初めてという方は、まずはミドルコースでイベント全体を楽しんでみて欲しいと思います。
私はまだまだ長い距離を走れるようになりたいし、色んなサイクルイベントにも参加してみたいと思っているので、もっともっとロードバイクに乗って脚を鍛えたいです。
そして、今は100km走るのがやっとですが、200km制覇できるようになったら上級コースでも足と気持ちに余裕を持って参加できると思うので、楽しくレベルアップを図っていこうと思います。
いやぁ、ロードバイクって底なしに楽しいです!
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