サイクリストの聖地「しまなみ海道」の復路は【とびしま海道】がおすすめ!

とびしま海道おすすめのコース

こんにちは!ロードバイクも食べることも大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。

新幹線輪行で広島県尾道市へ来て,愛媛県今治市までの島々を走る「しまなみ海道」を満喫した旅の前編を終えて,ここからは後編です。

前編が気になる方はこちらの記事もどうぞ!

さてさて,しまなみ海道サイクリングを楽しんで,今治市で1泊したその後の旅の行程をどうするか?選択肢は,いくつもあります!

今治市から再びしまなみ海道をサイクリングして戻るも良し。航路を使って,別の島を味わいながら尾道市まで帰るというルートもまた良し。大型フェリーを使って大阪や福岡にも行けそう!

色々と調べていくうちに「とびしま海道」という名のルートの存在を見つけました!

正式には「安芸灘とびしま海道」と呼ばれ,広島県呉市の南東に位置する島々を7つの橋が結び,庭園を渡る飛び石をイメージさせる連絡架橋ルートです。

今治市から岡村島まではフェリーで渡ります。所要時間は約1時間。

岡村島に上陸後は,最後の安芸灘大橋を渡って本州までの距離が約30km,そこから呉市街地まで約13km,さらに23kmくらい走れば広島市まで行くことができます。

サイクルコンピューターGarminのルートと高度は,こんな感じ。

橋の前後に上昇がありますが,しまなみ海道で渡ってきた橋よりは低くなっています。

距離は全体で90kmくらいあるものの,しまなみ海道ほどアップダウンが無く,平坦基調なので,しまなみ海道の翌日の体力でも走りやすいルートだと思いました。

広島市内までサイクリングすれば,新幹線で帰宅もしやすいし,もう1泊すれば,広島市街地の夜のグルメも味わえる🍻!

まだまだ浸っていたい瀬戸内海の絶景をしまなみ海道とはまた違った角度から味わってみよう!ってことで,この「安芸灘とびしま海道」を選択した旅の後半戦をご紹介します。

❶ 疲れが残っていても,朝食の食べ過ぎで苦しくても最初はフェリーでまったり〜

今治国際ホテルで朝を迎えました。

ちょっぴり,前日の亀老山クライムの疲労を感じます😅

朝食は7:00〜バイキングなので,食べて回復を図ることとします!

前日,食べたいと思っていた「伯方の塩ラーメン」にここで会えました!

カレーライスで白ご飯を食べようとしている相方に大爆笑しましたが,粥の後にパンをかじってる私も似たようなものかと気づきました。

ホテルから今治港までは1.2kmだし,フェリーで1時間ゆっくり過ごせるので,安心して(笑),モリモリっと朝食をたらふく食べました。

8:00にチェックアウトし,今治城の前をいったん通過してまずは今治港へ。

今治港がある「みなと交流センター」は分かりやすい場所にあり,なんだかモダンで綺麗な建物でした。

受付で岡村島までのチケットを購入します。

サイクリングでの乗船料を割引してくれる「せとうちサイクルーずPASS」実施期間中だったようで,運賃は大人1人940円でした。

船の出航時間8:25まで余裕があったので,今治城まで戻って記念撮影。

お城と水とロードバイク。ん〜〜、良い感じです👌

港へ戻ってきて,郵便局の車と一緒に乗船。

船内は,座席が少しと雑魚寝スペースもありました。テレビやエアコンがあって,なんと冷蔵庫もあります。

船のデッキを見学していたら,なんと前日渡ったしまなみ海道の最後の橋,来島海峡大橋が見えてきました!

ロードバイクで走った橋を翌日船でくぐるという体験になんだか大興奮してしまいました!来島海峡大橋の迫力は船上から見上げても凄かったです✨

1時間の船旅は短過ぎず,長過ぎず,ちょうど良い!

朝食でパンパンだったお腹も落ち着き,岡村島上陸後,軽やかにサイクリングのスタートを切ることができました。

❷ とびしま海道は,超走りやすいオーシャンロード!

とびしま海道もしまなみ海道と同様,道路にサイクリング用のブルーラインがずっと引かれていて道に迷う気がしません。

瀬戸内海のオーシャンビューを満喫できることも同じくですが,しまなみ海道と比べて,交通量が圧倒的に少ないので大自然を独り占め出来ている感覚で走れます!

ロードバイクをはじめたばかりの人やレンタルの自転車で観光する方にもうってつけのコースだと感じました。

あっという間に岡村島からの最初の橋まで到着しました。

ヘルメットのサイズが合ってないし(笑)、ヘルメットかぶってない方のキャラの暴走具合ww

そして,早くも県境が訪れました。

サイクリストあるある「県境好き」!

そこから,大崎下島,豊島,上蒲刈島と進んできて,11:00「であいの館」という素敵なネーミングの道の駅っぽいところでトイレ休憩。

美味しそうな名産品を見つけたので,すかさず補給!

アイスもなかは,レモン味だけど,シャーベットじゃなくちゃんとアイスな感じ。ひろしまコーラは,八朔風味が爽やかに後味を残してくれる軽やかなシュワシュワ。充電完了!

最後の橋を渡って本州上陸!安芸灘大橋は,車なら有料だけど,自転車は無料なのだそう!ありがたいっ

船を降りてから約30kmのとびしま海道は,ほとんど平坦で走りやすいので,スピードに乗って絶景に見惚れているうちにあっという間に本州まで着いてしまう感じです。

❸ 呉市でくじらに圧巻

本州を走り始めると,一気に交通量が増して,島とのギャップにちょっとびっくりします。

緊張感を持ってハンドルを握り直し,交通安全に集中して走ります。

呉市に入ったら冷麺を食べようと楽しみにしていたのですが,まさかの臨時休業😭

間違いなく見過ごす人はいないだろうと言うくらいでっかい鉄のクジラを拝見!

リアルに見るとなかなかの迫力!海上自衛隊の拠点でもある呉市は,自衛隊の服装の方に遭遇することも多く,独特の街の雰囲気を感じます。

13:00,小雨がパラついてきたので,近くの商業施設で温かいうどんを食べながら雨雲レーダーをチェック。

雨が上がったところでサイクリングを再開しましたが,トンネルを抜けたところで雨雲に追いついてしまったので,しばし雨宿り休憩。

カフェオレを飲みながら,30分位待っていると雨雲がいなくなったので,再びサイクリングモードへ。

❹ 広島市にプラス1泊は大正解!

広島市内までは一本道で分かりやすいものの,交通量がかなり多いので,自動車との接近に注意を払いながら1時間30分くらい走ります。

午後4時,無事に今夜のお宿「EN HOTEL」へ到着。ロードバイク持ち込みOKのサイクリストに優しい素敵なお宿。

行きたいお店が17時開店だったので,チャキチャキっとシャワーを済ませて早速お出かけ。

本日の1軒目,0次会です🍻

人気店故の行列に30分ほど並んで入店。

こんなビールは初めて飲みました。

サーバーや注ぎ方でこんなにも味わいが変わるなんて不思議です。お風呂上がりの牛乳と同じくらい,サイクリング後の最初の1杯に最適の喉越しでした!

そして,いよいよ1次会は,中ちゃん!

ウニクレソン…,この日はクレソンがなくて「ウニほうれん草」!うま過ぎる⤴︎

さらにそれを超えたのが,牛コウネ刺し❤️

何を食べても全部美味しい!幸せっ

広島市内にプラス1泊して良かった!!

中ちゃんを後にして,ほろ酔いで街を歩いていると「元祖カレー汁」の文字を発見!

今夜の締めはカレーにしよう!と決めて,のれんをくぐります。

帰り道のコンビニでタオルを調達し,雨上がり道路のサイクリングで汚れてしまった愛車のロードバイクをホテルの部屋で綺麗に拭き上げ,お風呂ではもちろん自分を磨き上げ,みんなピカピカになってぐっすり休みました。

❺ 最後まで広島グルメを堪能

宿は食事なしのプランにしていたので,起床後散歩をして,近くのカフェでモーニング。

カツサンドとピーナツバターパン。ふらっと入ったお店が美味し過ぎて大正解

夜はバーで,朝はモーニング,お昼のランチもやってるって一体いつ眠っているんだろうと不思議に思ってしまう素敵なマスターが一人でテキパキと作って提供してくださった朝食でした。

ホテルをチェックアウトした後,ワイズロードフジグラン広島店までサイクリングして,大好きなロードバイクや関連グッズを見て,いざ広島駅へ。

ロードバイクを輪行袋に納めて,新幹線に乗る前に広島の海の幸を堪能。

貝汁の貝がてんこ盛り過ぎて吹き出しましたw

バッテラがいつものと炙りの2種類あって,味わいの全く異なる本気を感じるパンチ力。

穴子は,蒸しでも焼きでもなく,なんと!(写真中央)

人生初でしたが,クセがなく食べやすくて美味しかったです。

輪行袋に入ったロードバイクと荷物が入ったリュックやフロントバックを抱えていると言うのに,駅の売店でずっと気になっていたしまなみ海道名物を見つけて迷わず購入しました。

はっさく大福です。

しまなみ海道を走った時はちょうどお店が定休日だったので立ち寄れなかったのですが,駅の売店で買うことが出来ました!

帰りの新幹線の中で美味しくいただきました🎵

さらに売店では,呉市名物も見つけてしまいまして!

メロンパンです!

見た目も重量も知っているメロンパンとはまるで違います。

ガイドブックで見かけてからどんな味がするのだろうかとずっと気になっていたので,食べることができて本当に嬉しかった!

最後の最後まで食べ尽くしました😆

サイクリングコースの王道であるしまなみ街道を楽しんだ後に,とびしま海道を走って,呉市や広島市まで満喫できる今回のコース,本当におすすめです!

いや〜,行ってみなければ感じることのできない絶景への感動や味わうことのできないその土地のグルメの数々。

旅って最高です!

また,おすすめのコースを見つけたらご紹介していきます。

お楽しみに♪

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