ロードバイクを楽しむ時の【交通マナー】ー最低限押さえておきたいポイントー

バイクレーンの標識ヨモヤマバナシ

こんにちは!ロードバイクと食べることが大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。

ロードバイクに乗りはじめの頃、車道を走ることに慣れなくて横を通るトラックにドキドキしたり、歩道を走行しても良いのかどうかが分からずあたふたしたことがありました。

サイクルショップ企画のサイクリングの会に参加してみたりすると、ロードバイクベテランのショップの方が一緒に走りながら交通マナーや手で後ろの方に右折左折や停止、落下物等を示してくれるハンドサイン等を教えてくださることがあり、とても勉強になります。

自転車も乗れば車の仲間です。

近年、自転車による事故で被害者に多大な損害を与えたり、加害者に高額な賠償命令が出される事例もあり、各都道府県が自転車の安全利用を促進するための条例を制定しています。

ロードバイクに乗る上で大事な交通マナーのポイントをまとめてみました。

ポイント1:ヘルメットの着用

道路交通法では13歳未満の子どもが自転車に乗る際、ヘルメットを着用させる努力義務が定められています。

大人は努力義務化されておらず、通勤や通学で自転車を運転する方でヘルメットを着用していない方を見かけることもありますが、ロードバイクはスピードが速く、転倒時に頭を強打する可能性もあり、頭部の保護は重要です。

安全性だけでなく、お洒落なデザイン性や、軽くて丈夫な機能性も兼ね備えたヘルメットもありますので、ロードバイクやウェアとのコーディネートも楽しみつつ自分の身を守るためのヘルメットを着用しましょう。

ポイント2:自転車損害賠償保険等への加入

自転車で走行中に歩行者とぶつかり怪我をさせた場合などに、相手方を補償するための保険です。

各都道府県が制定した条例によって、すべての自転車利用者に義務付けられています。

私の場合は、既に加入している自動車保険に数百円(年払)追加するだけで入ることができました。

サイクルショップやインターネット、コンビニでも加入できるようになっています。

補償内容や加入方法について、保険の担当者やサイクルショップの方に相談してみましょう。

自分だけは大丈夫、ということはありません!

事故を起こして、相手に怪我を負わせてから、保険に入ってなかったことを後悔しても時、既に遅しです。万が一に備えましょう。

ポイント3:車道が原則、歩道は例外

車道を走る場合、自転車は「軽車両」に該当するため、車道を走行することが原則で、歩道の通行は例外を除いて禁止されています。

例外は以下の3点です。

  1. 道路標識で自転車が歩道を通行することができるとされているとき
  2. 13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な方が自転車を運転するとき
  3. 自転車の通行の安全を確保するため、やむを得ないと認められているとき

以上の3点で例外的に走行する場合は、車道寄りをすぐに止まれるスピードで通行します。歩道は歩行者優先の道です。

自転車は、原則、車道の左側を走るようにしましょう。

ポイント4:安全ルールを守る

「少しの距離なら…」「誰も見てないから…」という気持ちの油断が事故の元です。当たり前のことばかりですが、以下のルールを再認識しましょう。

★夜間はライトを点灯…前照灯だけでなく、尾灯(または反射器材)もつけましょう。そして、早めの点灯を!

★二人乗りは禁止…幼児用座席に幼児を乗せて、16歳以上が運転する等の例外以外は二人乗りは禁止です。

★並進は禁止…「並進可」の標識があるところ以外は、横に並んで「並進」することが法律で禁止されています。おしゃべりに夢中になって並んで走らないように注意しましょう。

★飲酒運転禁止…自転車も飲酒運転禁止です。酒気を帯びて運転してはいけません。前日のお酒が残っているということはありませんか?アルコールチェックをしましょう。

★携帯電話等の使用禁止…自転車を運転中に携帯電話を手で保持し、通話や操作、表示された画像を注視することは禁止されています。通話をするときや、地図を確認するとき等携帯電話の操作は安全なところに停まってから行いましょう。

★ヘッドホン等の使用禁止…周囲の音が聞こえないような音量で音楽等を聞きながら運転することは禁止されています。イヤホン等で耳を塞いでしまうことは周囲への意識を狭めてしまいます。自転車走行中のイヤホンの使用については、各都道府県や市町村の条例等を確認しましょう。ロードバイクに乗っている時こそ、安全確保のためにも周囲の音にアンテナを張ることは大事ですが、鳥の鳴き声や風の音、波の音、自然界の奏でる癒しの音を楽しんでほしいなぁと思うこの頃です。

★傘差し運転等禁止…傘差し運転等、視野を妨げたり、不安定になるような危険な運転は禁止されています。

お住まいの地域の条例に目を通しましょう

自転車の安全に関する規定は道路交通法以外に各都道府県や自治体によって条例で定められており、違反行為をすれば罰則や罰金が課せられる行為もあります。

ロードバイクをはじめるこの機会に、お住まいの地域の条例がどのような内容で定められているのか一度目を通してみましょう。

一人一人がマナーを守ることは、みんなが快適で安全なサイクリングを楽しむことにつながります。

ルール遵守、マナー向上で、楽しいサイクリングに出かけましょう。

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