【淡路島】走って,食べて,満喫!じっくり2泊楽しむ“アワイチ”のススメ−前編−

アワイチモニュメントおすすめのコース

こんにちは!ロードバイクも食べることも大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。

自転車専門誌でおススメされているルートベスト10「ジャパンバイシクルルート」の中の「しまなみ海道」と「やまなみハイウェイ」を走り終え,『次はどのルートにしようかな〜』と各地のコースの下調べをしていたところ,

御食国(みけつくに)淡路島」の文字を発見!

優れた気候と肥沃な土壌で作物がよく育ち,食に恵まれた地域であることから,古来より朝廷や天皇家に食材を納める「御食国(みけつくに)」と呼ばれる淡路島は,海の幸にも山の幸にも恵まれているらしい…。

さらに,日本最古の書物,古事記・日本書紀に描かれている“国生み神話”の中で最初に誕生したと記される「おのころ島」とは,淡路島のこと。

「始まりの島“淡路島”を走破しないことには何も始まらないじゃないか!」という気分になり,次の旅先をアワイチへと決定。

淡路島1周約150km。

御食国と称されるほどのグルメな地域をサクッと1日で周り終えてしまうなんてもったいない!

食べることが大好きな私は,淡路島で2泊しながらロードバイクで走って,食べて,眺めの絶景もグルメの絶品も満喫してきました!!

❶ 淡路ジェノバラインでいざ国生みの島「淡路島」へ!

まずは,新幹線輪行で明石駅に到着し,人通りの少ない北口側でロードバイクを組み立てて,そこから約600mくらいのところにある「淡路ジェノバライン」の乗り場へ。

早朝の出発をしましたが,新幹線移動に時間を要し,明石駅に到着したのは午前11時30分。

自転車の組立に約15分かかったので,ジェノバライン乗り場に到着したのは正午過ぎ。

1時間に1〜2本,明石港から淡路島の岩屋港へ向けて出ている淡路ジェノバラインの12:30発の便に乗ることが出来ました。

大人は片道600円,自転車は280円なので計880円で島へ渡ることができます。ロードバイクはそのまま乗船可能です。

自転車置き場に愛車を設置すると,係の方が紐で固定してくれます。

貴重品だけ持って船内へ。淡路島までの所要時間は約13分なので「動き出したねー。明石海峡大橋だねー。大きいねーっ」とはしゃいでいたらあっという間に到着します。

岩屋港に到着したら,すぐ近くの「アワイチモニュメント」のところでまずは記念撮影です。

淡路島を一周するサイクリストのためのモニュメントですよ!感激です。自転車に興味のない人が見たら,関西の芸人,小籔さんくらいの棘ついた「はぁ!?」を発しそうですが,自転車乗りには,島に降り立って早速歓迎してもらえている気持ちになる嬉しいスポットです。

ちゃんとタイヤを嵌めてロードバイクを固定して撮影できるような仕掛けまでしてあります。自転車のことをよく理解してくださっている方が設置に携わったのだろうと伝わってくるものがありました。

島に上陸してすぐにテンションは上がり,いよいよ時計回りでアワイチのスタートです。

❷ 御食国をサクッと一周しちゃ勿体ない!グルメもゆっくり堪能しよう🎵

旅の1日目のスケジュールはこんな感じ。

Screenshot

朝イチの新幹線を利用しても,明石駅までの移動にどうしても半日は必要なので,旅の初日に淡路島を走れる時間は午後の半日のみ。

1日目は,淡路島の中央部に位置する「洲本市」まで約33kmを食べたり,撮ったりしながらじっくり満喫することにしました。

最初の寄り道スポットは「道の駅東浦ターミナルパーク」。ここでの目的は,タコの姿焼きを食べること🐙

日によってはタコが品切れでイカしかない場合もあるとの情報を得ていたのでドキドキしながら売店へ。

ありました!タコの姿焼き!!

プレスされて出てくるのを待つこと4分。食感はサクサクかと思いきやなんとモチモチw

こりゃぁ,ウマイ😋

なかなかに濃いめの味付けで,ビールを欲する一品。

早朝のアワイチスタートだと,ここを通る頃はまだお店が開いていなくて食べられないサイクリストが多いらしいんですよね。食べることが出来て良かった!

パンチあるサイズのタコでしたが,ペロッといただきました。

そこから15kmほど,やや交通量多めの平坦な道を走って,本日のランチ場所「いづも庵」へ到着。

明治42年創業の老舗のうどん屋さん。名物の玉ねぎつけ麺と淡路牛の牛丼を注文。

「これが,淡路島の食のレベルか!!」と驚きと納得の味わい。

玉ねぎも牛肉も美味いが,このワカメもうんまい!つけ麺のうどんと牛丼とセットにしたうどんの食感が違って,どちらも良い!!

玉ねぎの甘さが私の知っている北海道産の玉ねぎとなんだか違う。揚げているせいなのか…。是非,生でスライスした玉ねぎも食べてみたいなぁと思いながらお店を後にしました。

❸ 国生み神話の島“スピリチュアルアイランド淡路島”のパワースポットでパワーみなぎる旅にしよう⭐︎

いづも庵から走ること約4kmのところに芋菓子店が設置しているAWAJIオブジェが見えてきますが,そのちょうど道路向かい側辺りに安乎岩戸信龍神社があります。

赤い鳥居をくぐった先の洞窟の中に社殿があり,そこから振り返った景色が淡路島に見えると評判の場所です。

気持ち良い風を受けてサーッと駆け抜けるロードバイクの旅の途中,その土地の神社仏閣で足を止め,静かに気持ちを落ち着け「お邪魔します」とご挨拶をし,旅の安全祈願をする時間は必ず設けるようにしています。

淡路島は,国生み神話の島でもありますから,パワースポットも随所に点在します。七福神を巡るコースなんていうのも紹介されていました。さすがに全てを回る時間はないので,今回は気になったパワースポットにいくつか寄り道する工程を組んでいます。

参拝を終えて,6km程走ると,洲本市街地に入ってきます。

洲本市民広場に設置された「ドラゴンクエスト記念碑」を拝見しました。勇者の剣と盾です。重厚感のある像を目の前にすると,お馴染みのテーマ曲が頭の中に自然と流れてきました。

ドラクエ生みの親は,国生みの島でお産まれになったのですね。ちゃんと記念碑の回りを一周して,裏側も読ませていただきました。

自分が主役の壮大な冒険物語。まるで人生です。ドラクエのように新しい感動を楽しみ続ける人生でありたい。記念碑を前にして,ワクワクなパワーのチャージ完了です。

❹ 酪農環境が整った淡路島は,乳製品も美味かった!

ドラクエ記念碑のすぐ近くにある赤レンガ倉庫内にあるチーズ工房でおやつタイムをとりました。

チーズの盛り合わせとオニオンリングといちごミルクにノンアルビール。ってちょっとビール飲んでるし💦

淡路島は,澄んだ空気と緑に囲まれて酪農にとても適した島なので,牛乳や乳製品がとても美味しいのだそうですよ。

淡路島牛乳はどこかで必ず飲んでみたいとは思っていたのですが,先に乳製品のチーズをいただけることになりました。

しっかりとしたミルクのコクと爽やかなハーブの香り,そして,滑らかな舌触り。ノンアルビールも美味しいけど,できれば白ワイン飲みたいって味でした。そして,オニオンリングがまた美味い!モス超え級です。やっぱり淡路島の玉ねぎは一味違う,そう確信したおやつタイムでした。

早めに宿へチェックインを済ませて,シャワーで汗を流し,洗濯まで済ませてから,宿泊先のすぐ近くの居酒屋大介さんで夕食です。

対象おすすめのおまかせコースでキンキンに冷えたビールと日本酒をいただきます。

淡路島の美味しい食材が抜群の状態に調理されて次から次へと目の前に出されます。

ついに生でスライスした玉ねぎもいただくことが出来ました。やっぱり辛味が少ない!甘くて水々しい!淡路島の玉ねぎも北海道産くらい全国に流通してくれたら良いのに。淡路島に来るまで,玉ねぎにこんなに違いがあるとは,知らなかったなー。

そして,ここのお店で特記したいメニューが『メンチカツ』‼️

ちょっと箸を入れたら,なんじゃこりゃってくらい肉汁が大洪水で溢れてきました。箸で割ってお皿に汁が流れてしまうのが勿体無くて,ちょっとお行儀は悪かったのですが,メンチカツを箸で立ててそのままかぶりつき,肉汁を漏らすことなく啜って口の中に収めたら,かじったメンチカツと吸った肉汁が口の中で絡み合って,無茶苦茶美味しかったです。

帰りにコンビニでおつまみと朝食を調達。

淡路島コーヒー牛乳なるものを発見。これは,そのままで美味しいけど,カップに移してレンチンしたホットがさらに美味しかった。

翌朝,宿で軽食をとり,8:30にはチェックアウトして2日目をスタートしました。

❺ 洲本市→南あわじ市 ガツンと登るけど,ご褒美の絶景が待ち受ける!

2日目は,洲本市から南あわじ市までの海沿いを進むルート。

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いよいよ淡路島のクライムを味わってオーシャンビューを満喫したら国生み神話に登場する「おのころ島神社」と人気カフェを目指します。

アップダウンはこんな感じ。

Screenshot

宿を出発して走ること30分。アワイチをするサイクリストが,ここを過ぎるとしばらくお店がないので立ち寄ることが多いというスーパー「LIFE」さんに寄り道。

探偵ナイトスクープが取材に来たという噂の「謎のパラダイス」を見届けて,前半のクライムを終えたら,お待ちかねのオーシャンビュー。

アワイチの看板は,分かりやすいし,お洒落✨

沼島行きの乗船場でトイレ休憩。

2つ目のクライムは,なかなかの斜度💦

登り終えると絶景が疲れを癒してくれるので,こんな状態で登ってたことなんてすっかり忘れてしまう(笑)。

絶景は,オーシャンビューに限らず,玉ねぎ畑も圧巻の広大さ。

ロードバイクで走ってると,玉ねぎのにおいが漂っていることを感じます。海沿いの潮の香りや茶畑のお茶の香りを感じながら走ったことはあったけど,玉ねぎを感じながら走るのは人生初です。

南あわじ市街地に入って交通量の変化を感じ始めた頃「おのころ島神社」へ到着しました。

高さ21.7mの赤い大鳥居の迫力がすごい!

パワースポットで充電しながら走っているせいか,旅の2日目もサイクリング日和の良いお天気です。

❻ 絶景は目で楽しみ,グルメの眺めは舌でも楽しむべし

参拝を終えたら,予約しておいた行列の志知カフェへまっしぐらに走ります。

この日は平日でしたが,やはりお店の外には順番待ちのお客さんが大勢待っておられました。

予約していたことを伝えて,念願のランチメニューを注文します。

この,うに&いくら&ローストビーフの温玉丼!!!

これが,美味いのなんのって!!「この組み合わせで美味しくないはずがないよね」って,思わず笑っちゃうどんぶりです。

温たまを割って,思わずもう一枚,アップで撮っちゃいましたw

一緒に注文したチキン南蛮もグッド👍でした!あと,サラダのドレッシングがコーン風味でイケてました!

美味しいお料理は,目でも舌でも楽しくて幸せな気分にしてくれますね。ここのお店は,再び淡路島を訪れる機会があった際には是非,再訪問したいと思った場所でした。

❼ 足湯で旅の疲れを癒し,後半戦へ備える!

なかなかのボリュームのランチを収めたお腹をさすりながら,ポタリング速度で南下し,道の駅福良へやってきました。

敷地内に足湯を発見し,時間に余裕があったので,ビンディングシューズと靴下を脱いで足を浸すこととしました。

道の駅のお土産屋さんで,なんと旅の初日に立ち寄りたかったけど,店休日で食べれなかったアイス屋さんの商品を発見!

玉ねぎスープの試飲をして,ジェラート屋さんにも立ち寄り,ボリューム満点のランチを食べた後とは思えぬ食欲で胃を満たしつつ,15時過ぎには2泊目の宿,マリオットホテルに到着。

予約時にロードバイクを部屋に持ち込みたい旨を伝えていたところ,ホイルカバーとサイクルスタンドを貸してくださいました。

部屋に持ち込めると,盗難の不安がなくなるし,荷造りもしやすいのでありがたいサービスです。

早めにチェックインできたので,ゆっくり洗濯と入浴を済ませて,サービスのコーヒーでくつろいだ後,夕食は,1次会で居酒屋あやさん,2次会は2965Awajishimaさんへ出掛けました。

居酒屋あやさんでは極細のにゅうめんが,2965Awajishimaさんでは自家製のソーセージが絶品でした。

胃も心も満たされて部屋に帰りました。

いよいよ翌日は旅の3日目!淡路島の西側半分での様子は,淡路島後編へ続きます!

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