こんにちは!食べることとロードバイクが大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。
実は昔,珈琲が少し苦手で紅茶や緑茶ばかりを好んで飲んでいました。ロードバイクを始めたのと同じくらいの頃,珈琲の美味しさにも気づいて,今では自宅でkalitaの電動ミルを使って挽きたての珈琲を楽しむほどになっています。
鹿児島県の西部,東シナ海に面したところに“珈琲のまち”いちき串木野市があります。港町で船乗りが多かったこの街では,外国航路の土産品として珈琲豆を持ち帰る人が多く,早い時期から珈琲を愛飲する人がいて「鹿児島の珈琲はいちき串木野市が発祥」とも言われているそうです。
そんないちき串木野市内で第一号店「珈琲堂ジャマイカ」に次いでオープンしたのが,今回ご紹介する『JAZZ &自家焙煎深煎珈琲パラゴン』です。
音楽好きの知人から情報を得てお店を訪ねてみたら、なんと入口にサイクルラックが設置してありました。
他県に比べてサイクリストの少ない鹿児島県では,サイクルラックのあるお店が少ないので入店前からテンションが上がり,その喜びをどんどん上回ってくれるお店の雰囲気と珈琲の味わいとスイーツの美味しさで大満足の場所だったのでご紹介したいと思います。
- 住所:いちき串木野市昭和通102
- 営業時間:12時00分〜19時00分
- 定休日:火曜日
- 駐車場:あり
❶ 夏の珈琲の味わい方「フラッペ」
店名にもなっているJBLのスピーカー「パラゴン」から聞こえる奥深いジャズの音色が,うっかり私の耳に入らなくなって,全ての感覚を味覚に集中させてしまうほど美味しいモカフラッペは夏限定のメニューです。
美味しい自家焙煎の珈琲を提供してくださるお店ですから,フラッペにかかっている珈琲シロップもクリームも頂上に一つちょこんと乗せられた珈琲豆のお菓子も全部,珈琲の香りが本格的のような気がします。
もちろん香りだけでなく味も最高に美味しいです。スプーンで下から崩れないようにそろりーっとすくってひとくち頬張ると,氷より先にほっぺが溶けそうなくらいに顔の筋肉が緩んでしまいます。
モカフラッペと並んでメニューに表記されているのがこちら,チョコレートフラッペです。
私は珈琲も好きですが,無類のチョコレート好きでもあり,毎回,モカフラッペにするか,チョコレートフラッペにするか結構真剣に悩んでしまいます。
お店が混んでいない平日とかであれば,一つを食べてからもう一つ追加で頼みたいくらいどちらの味も好きです。
箸休めのように添えられた2つのみかんも可愛いですよね。チョコと柑橘類の相性が良いです。途中でみかんを挟むと,フラッペを口に運ぶスピードは加速します。
美味しさのせいで加速し過ぎて,頭をキーンとさせてしまわないように要注意です(笑)
❷ 定番の人気メニュー
一年中通して味わえる定番の人気メニューは店名の入った小皿にお洒落に盛り付けられた「チーズケーキ」です。この日はブレンドコーヒーと一緒にカウンターでいただきました。
珈琲には生クリームが別で出てきます。最初にブラックの味わいを楽しんでから,その後クリームを浮かべて,味の変化をゆっくり堪能することができます。
思わず目を瞑って,珈琲の香りや味を楽しむ時間は,店内に流れるジャズのメロディーが本当に心地良く癒しのサポートをしてくれます。
素敵なエネルギーで自分がチャージされていく感覚が湧いてきます。すっかり良い歳ではあるのですが,ここの空間で癒されてる私って良い大人になったなぁなんて嬉しい気分になっちゃいます。
時間帯によっては,待ちの人が出る人気店なので,落ち着いてゆっくり楽しみたい時は,平日の混んでいない時間帯を狙って来店するのがコツです。
それからもう一つ,珈琲が美味しいからこそ期待通りの味で人気のあるメニューがコーヒーゼリーです。
今日はホットの気分じゃないなぁという時はこちらのコーヒーゼリーもおすすめです。
❸ チーズ好きを満足させてくれるトースト
以前は食事の提供もされていたようですが,平成13年で終わられたんだそうです。でも大丈夫ですよ,小腹の空いている時は,トースト系のメニューを是非注文してみてください。厚みのあるふわふわのトーストにこれでもかとかけられたチーズが熱々にトロけて運ばれてきます。
店内が混んでない日に,先にトーストと珈琲をいただいて堪能してから,食後のデザートにフラッペを追加注文できた時は最高のランチになりました。
お酒の提供もされているようなので,チーズたっぷりのトーストと白ワインとか合わせられたら,ジャズを聴きながら最高に幸せそうですよね♪
いや,お待ちください。いちき串木野市内には焼酎の蔵元もたくさん存在するのでした!芋焼酎のロックとトーストとジャズの組み合わせもありかもしれません♫
❹ まとめ
JAZZ &自家焙煎深煎珈琲のお店「パラゴン」は,入口右側の細長い部屋にもテーブル席が数席あります。JBLのスピーカーが見えない席ですが,ステンドグラスが素敵に光り輝く空間になっています。
珈琲はもちろんのことですが,ケーキもゼリーもティラミスも自家製のものばかり。スピーカーのみならず,店内に置かれているレコードや本の数々を眺めていると,マスターのこだわりを感じずにはいられません。
きっとスピーカーが見えないテーブル席もこだわりの空間になっているのだろうと感じました。そのこだわりのお陰でどれほど五感が癒されることでしょう。
全国のサイクリストの皆さん,サイクルラックもありますよ!海沿いのサイクリングの合間に美味しい珈琲を飲みに立ち寄ってみてください。
記事を書いていたらすっかり珈琲が飲みたい気分になってきました。さて,コーヒーブレイクにいたしましょう☕️
コメント