【初心者対象】ロードバイクと一緒に買い揃えた物、価格や使い心地まで全てレビュー

ボトルケージも忘れずに関連グッズ

ロードバイクを購入する時、ペダルが別売りになっていることをご存知ですか?

自転車はママチャリしか乗ったことのなかった私は、ロードバイク本体にペダルがついていないことを知らずとても驚いたことを今でも覚えています。

ペダルが無いと自転車はこげません!

ロードバイクをはじめるにはペダルの他にも公道を走るために必須となる装備品がいくつかあります。

ロードバイクは相場で10万円以上する高級品ですが、ロードバイクの購入と同時に揃えなければならないものがあるので、予算的にもロードバイクのことだけを考えておく訳にはいきません。

ロードバイクの車種が決まって安心、おしまい,ではないのです。

ヘルメットはどれにするか、ペダルはどのタイプか、ライトは、鍵は…まだまだ決めなければらない物がいくつもあり、いちいち種類が多いのでかなり悩みます。

人生って選択の連続ですね。

せっかくなら納得いくものを選んで,後から後悔することを避けたいですよね。

今回は、ロードバイク初心者の私が最初に買い揃えた物かかった費用使った感想まで全てをご紹介していきます。

人生で初めてのロードバイクの購入を検討している方の参考にしていただければ幸いです。

❶ 絶対に揃えるべき必需品

まずは、条例等で定められている装備品安全に乗るために必要なものから順番に紹介していきます。

(1)ペダル

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ペダルには大きく分けて3つの種類があります。

  1. フラットペダル
  2. ビンディングペダル
  3. 片面フラットのビンディングペダル

フラットペダルは普段使っているスニーカーのまま使える文字どおりフラットなペダルです。

ビンディングペダルは、足とペダルを固定して使うペダルです。ペダルに固定するための専用のシューズが別途必要になります。

そして最後は、フラットな面とビンディングペダルが片面ずつ使えるタイプのペダルです。

ロードバイクについて無知だった私は

「足とペダルを固定させるなんてとんでもない、コケたらどうするんだ、競輪選手を目指してる訳でもあるまいし!」

と思っていましたが、お店の方から

「最初はスニーカーで慣れたら良いよ、そのうちビンディングペダルが欲しくなると思うから」

⒊の片面フラットタイプを勧められ、スニーカーで乗れるのならどっちでも良いかなという軽い気持ちで片面フラットペダルに決めました。

どんなに運動が苦手な人間でも少しずつ成長をしていくようで、この後そう遠くない日にビンディングシューズを買うことになり、競輪選手を目指しているわけでもないのにさらに、さらに、パワーメーター付きのペダルへと進化していきますが、その話はまた別の機会に!

(2)前を照らすライト(前照灯、フロントライト)

夜間、自転車で走行する時は、ライトを点灯させることが道路交通法によって義務付けられています。

また、ロードバイクで走っているとトンネルを通ることもあります。

対向車にこちらの存在を知らせ、さらに前方の障害物が見えやすい明るさが求められます。

手頃なお値段、かつLEDで明るく、スマホが充電できたり、ソーラー充電対応だったり、災害時には懐中電灯として使えるなどコンパクトで多機能なものがネットでも自転車販売店でも販売されています。

(3)後方に示すライト(尾灯、リアライト)

夜間、後方100mから点灯を確認できる光度が必要です。バッテリーの種類に乾電池式、USBで充電するタイプ、ソーラー発電タイプ等がありますが、私の場合は「サイクリング中に充電が切れても乾電池式ならコンビニ等を見つけて購入できるので安心して走れそう」という理由で単4電池2個で約90時間点滅してくれるタイプにしました。

サドルの下の棒の部分に取り付けています。

取り付けも電池の交換も簡単にできます。

(3)ヘルメット

ヘルメットは髪型が崩れるからかぶりたくない」と思う方もいるかもしれませんが、ロードバイクはスピードの出る乗り物です。

単車も自転車も万が一の転倒や事故の際に大切な頭部を保護する必要があるので、ヘルメットは必需品です!

ヘルメット選びは種類が多くて迷いました。

色はそれぞれあるとして、形はどれも同じようなただのヘルメットなのに値段が全然違います。

安ければ3,000円程度、高額になると50,000円以上するものまであり、どうやら軽さ、丈夫さ、素材、デザイン等の差で高価なヘルメットが存在するようだということが分かりました。

「ヘルメットは身につけるものだから似合うかどうか試着して決めたい」

と思い、ヘルメットはネットではなく、ショップで試着して選びました。

鏡を見ながらあれこれ被って気付きましたが、ヘルメットは見た目も大切だけれど、フィット感が一番大事です。

アジア人の頭の形を考慮して作られた「アジアンフィットモデル」というものもあります。

頭の大きさも形も髪型も人それぞれ違うので、実際に被ってみて自分の頭の形に馴染むかどうか、そして顎のバンドを固定し首を左右に振ってみてズレたり浮いたりすることがないか、通気性はどうか、等を確かめてから購入することをお勧めします。

(4)空気入れ

自転車はタイヤに空気を入れないと走れないのでこれも必須です。

「空気入れだけはウチにあったかも」という方、ちょっとお待ちください!

ロードバイクのタイヤの空気口はママチャリのとは形が違います!

ロードバイク等のスポーツ用自転車に最も多く備え付けられている空気口は、フレンチバルブ(仏式)と呼ばれるタイプでママチャリ用の空気入れでは空気を入れることができません。

ロードバイクは少なくても1週間に1回の空気入れが必要です。(たまにしか乗らないという方は乗る前に入れる習慣で大丈夫です。)

私はママチャリの空気入れしか経験が無かったので、ロードバイク購入時にショップで空気の入れ方をレクチャーしていただきました。

そのうち慣れてきますが、最初はやり方が分からないと思いますので、お店の方にお願いしてタイヤの点検方法やパンク修理等と併せて教えていただくと良いでしょう。

(5)手袋(グローブ)

「え?自転車に乗る時に手袋するの?」「しかも必需品!?」と思われた方がいるかもしれません。

ロードバイクに乗る時は夏冬限らず、毎回必ずグローブを付けます。

手を守るためです。

高速で走る乗り物なので,転倒時に素手を地面に擦り付けて怪我するのを防ぐ必要があります。

また、手の平の側に滑り止め加工がされていて、ハンドルを握るグリップ力を高めてくれる役割もあります。

長時間走る時は、ハンドルを長時間握りしめているので厚手の生地が手の痛みや疲労感を軽減してくれます。

さらに、親指の付け根部分には汗を吸収しやすい生地が施されていて、サイクリング中の汗や鼻水を拭うことができます。

冬場の防寒や夏場の日焼け防止対策にもなり、意外とグローブの果たす役割は大きいです。

指先が無いタイプと指先ありのタイプがありますが、指先だけ日焼けをしたくないのとスマホも使える仕様のものがあったので私は指先ありタイプを使っています。

(6)鍵

大切なロードバイクを盗難から守るための必需品です。

ロードバイクは軽いので、トイレに行ったりするほんの僅かな時間でもひょいっと盗まれてしまう危険性があります。

私はロードバイク購入時にお店の方がプレゼントしてくださった鍵をいつも持つようにしていて、コンビニや道の駅等に立ち寄る時は柱等にロックしています。

いただいた鍵は、ABUSというドイツの製品で工具でも簡単に切れない素材です。

120cmあるので柱等にくくりつけやすく、3重に巻けばポケットに入るので持ち運びしやすいです。

自宅では、玄関に保管していますが、マンション等の駐輪場に保管される方は、金属製の頑丈な鍵もあったりするので、検討されてみたほうが良いと思います。

(7)ベル

「カッコ悪いから付けたくない」と思う方もいるかもしれませんが、ベルは道路交通法で定められた安全に乗るための必需品です。

シンプルでコンパクトなデザインのベルもあるので、お好みのものを見つけて装備しましょう。

私の場合は、ロードバイク購入時にショップの方が私のロードバイクのカラーに合ったものをおまけで付けてくださいました。

ずっと大事に付けて使わせていただいています。

❷ あると便利なもの

続いて、あると便利なものをご紹介します。

(1)サイクルインナーパンツ

私にとってはこれなくしてロードバイクには乗れないので必需品に入れたいくらいの物です。

便利グッズのトップバッターに持ってきました。

クッションパッド付きのインナーパンツです。

ロードバイクの細くて硬いサドルに座った時のお尻の痛みを軽減させてくれる、これぞまさしくなくてはならない便利な物です。

私はこれをロードバイクよりも何よりも先に購入しました。

ロードバイクが手元に届くまでの期間、サイクルショップでクロスバイクを借りてサイクリングを楽しんでいましたが、これを履くことで1日中あちこちサイクリングをして回ってもお尻の痛みが気になりません。

お尻が痛くて景色が楽しめない,なんてことが無くなりました。

クッションバッド付きのサイクルジャージもありますが、ピタッと体にフィットするサイクル専用ジャージを初心者が最初から着用するには抵抗があり、このインナーであれば、普段着の下に下着代わりに着用するだけなので、かなり愛用させていただいています。

少し他の物に比べるとお値段がしますが、長時間お尻を守ってもらうので、ある程度クッション性の良いものがおすすめです。

(2)ボトルケージとボトル

飲み物を入れる容器「ボトル」を差しておくケージとケージに合ったサイクル専用のボトルがあると便利です。

ロードバイクに乗ると大量の汗をかくので水分補給が大切です。

ペットボトルの飲み物をその都度買って飲んでいてはコスパが悪いし、自販機を探しながら走るのも面倒です。

ロードバイクの本体にボトルケージを付けられる場所があるのでその位置を確認し、ボトルを上に抜くタイプのケージと横(左右どちらか)から抜き取るタイプのケージのどちらが使いやすいか、自分の利き腕などを考慮して選びましょう。

(3)サイクルコンピューター

カーナビの自転車版のような物です。

スマホのアプリと連動していて、目的地を設定しておけば道案内をしてくれて、自転車の速度や走行距離、消費カロリーなども表示してくれる優れものです。

ロードバイク購入時の最初から付けておけば総走行距離が分かって、点検や部品の交換時期を検討する目安になると思い、ロードバイクと同じタイミングで購入しました。

小さい割に高額なので、購入するかどうか迷いましたが、これのお陰で道案内をスマホに頼ることもなく、スマホの充電切れの心配をすることもないし、過去に走った記録を振り返ることもできて、購入して良かったと感じている便利グッズです。

❸ 価格一覧

続いて、買い揃えた物の価格一覧表です。

品名価格
ペダル7,680円
フロントライト2,280円
リアライト1,125円
空気入れ4,500円
グローブ1,350円
0円
ベル0円
サイクルインナーパンツ6,820円
ボトルケージ2,750円
ボトル3,500円
サイクルコンピューター25,993円
合計55,998円
購入グッズ一覧表

意外と必要な物がたくさんあって、買い揃えていくと結構な金額になりますよね。

楽天ユーザーの方であれば、楽天マラソン等のタイミングを利用すると買う物が多い分、ショップの買い回りもできて、お得にポイントが貯められるかもしれません。

❹ 補足

私のロードバイクは、タイヤがチューブレスのタイプだったので、ロードバイク購入時にパンク修理キットは揃えませんでした。

チューブレスの文字どおりチューブがないのでパンクしたりチューブが裂けたりする恐れが少ないのだそうです。

また、万が一のパンクの時も空気漏れがゆっくりで、小さい穴であれば数kmは走り続けられるそうなのでお勧めです。

チューブが入っているタイプのタイヤをお使いの方であればパンク修理キットとして「交換用チューブ」「携帯ポンプ」「携帯工具」が追加の必需品となってきます。

それから、サイクルジャージについても少し触れておきたいと思います。

乗り始めの頃は体に密着するデザインに抵抗があって、興味もありませんでしたが、実際に使ってみると吸汗性や速乾性、通気性等の機能面が優れていて、空気抵抗も少なく背中にポケットが複数ついているのでスマホや財布、補給食等を入れることができサイクリングに便利なジャージになっていると気付きました。

今では、季節ごとのジャージを揃えて楽しんでいます。

背中のポケットの収納力があると鞄を持たずに済むので自転車に乗らない普段の日も着たいくらいです。

❺ まとめ

今回は、ロードバイクを始めるときにロードバイク以外に買い揃える必要がある物についてご紹介しました。

ロードバイクを選ぶのですら種類が多くて大変だったのに、まだこんなに選ぶ物があるの?!と驚かれた方もいるかもしれませんが、どれも安全かつ快適にサイクリングを楽しむために必要な物ばかりです。

私が購入した時の価格一覧表も記載したので、お買い物をされる時の参考にしてみてください。

お気に入りのグッズを見つけてサイクリングを楽しみましょう!

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