【新幹線輪行】「しまなみ海道」サイクリング〜寄り道場所の区間距離や到着時間,グルメ情報をご紹介!!

サイクリストの聖地碑おすすめのコース

こんにちは!ロードバイクも食べることも大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。

ロードバイクを趣味として楽しむ者としては,やはり「サイクリストの聖地」なる場所は,早めに一度は訪れておかねば!

と言うことで,行って来ましたしまなみ海道‼️

そして,同じ道を往復するよりは,違ったルートで瀬戸内海の景色を堪能しようってことで復路は「とびしま海道」から呉市経由で広島市まで走って再び新幹線輪行で帰る!

サイクリストの聖地,しまなみは,海,山,橋,島々,グルメ…,サイクリングを盛り上げてくれるもの全てが揃っている超最高な場所でした。

❶ まずは,新幹線輪行で尾道駅へ!

ロードバイクをJRで輪行するには,専用の輪行袋に自転車を納めて持ち込む必要があります。

新幹線輪行は人生初だったので,輪行袋なるものをネットで購入し,輪行の手順を自宅で数回練習し,スマートEX経由で特大荷物スペース付きの指定席を予約購入していざ乗車!

前輪も後輪も外す縦型の輪行方法だったのですが,なんと,2人分の座席の後ろの特大荷物スペースが1台のロードバイクですっかり埋まってしまい,2台置くことができませんでした💦

なんと言うことでしょう😱これは,新幹線輪行の最大の課題です。

通路挟んで反対側の席の方がスペースを使っていなかったので,一言お断りを入れてもう1台のロードバイクを置かせていただき,無事に福山駅へ到着。

在来線に乗り換えて尾道駅までは約20分。

10時30分,尾道駅へ到着。尾道駅前の様子がこちら。めっちゃ快晴☀️

1泊目は,尾道駅直結のホテル「ビーコンおのみち」へ宿泊予定だったので,ホテルに荷物を預け,ホテルの空きスペースでロードバイクを組み立てさせてもらい(涼しいところで組み立てが出来るのは非常にありがたかったです),早速,尾道観光へ繰り出しました。

❷ 尾道ラーメンは並んででも食べるべし

気になっていた尾道ラーメン「東珍康」さんは11時開店のため,ロードバイクを急ぎめで組んで,なる早で走って来てみましたが,予想通りの行列っぷり。

と言うか,尾道ラーメン屋さんは、走ってみるとどこもかしこも行列ばかり。

ただ,回転も早いので,並んでもそんなに待つことなく店内へ。

ラーメンと炒飯のセットと天津飯を注文。

楽しみにしていた尾道ラーメンは,鶏ガラ出汁と魚の出汁をベースにした醤油系のスープに背脂がトッピングされた濃くうまの絶品で,その美味しさを超えたのが,なんと天津飯

たっぷりトロトロの餡がラーメンの出汁を感じさせる奥深い美味さで,大手チェーン店の天津飯とは異なる,このお店ならではのめちゃウマな一品でした。

❸ U2,商店街を散策して,千光寺へクライム

「はぁ〜,お腹いっぱい」と満足感に浸りながら,海に向かってゆる〜く下り,しまなみライドの基地と呼ばれる「ONOMICHI U2」へ。

レンタサイクルのみならずレンタルウエアまで設置してあるジャイアントストアやラファとコラボしたサイクルジャージ等々に大興奮しながら店内を観覧し終え,尾道駅前を通過して商店街の方へと移動。

商店街の中は,ロードバイクを押して歩きます。レモネードの美味しそうなカフェや将棋のネーミングが入った珍しい形の揚げ物屋さん等々を見物。

途中,大きめのお土産屋さんに入って,必要な数のお土産を選定し,旅の最終日の夜間配達を依頼して,お会計終了。これで旅の間中,お土産の心配をする必要無し!

商店街が終わった所で,ロードバイクにまたがり,尾道の観光スポット「千光寺公園」へ向けてサイクリングを再開。

距離2.5km,標高約100mのゆるめのクライム。ロープウェイ乗り場へと向かう観光客の隣をロードバイクで颯爽と走り抜けて行きます。

14時,千光寺公園内の展望台に到着。

どこから見ても景色が楽しめるよう螺旋状になっているという展望台からは,翌日走る予定のしまなみ海道の島々が見えて,なんともたまらないワクワクの気分に浸ることができました。

商店街より一本海側の道路沿いに美味しいアイスクリーム屋さんがあると調べていたので,頂上でのソフトクリームの看板はチラ見だけでグッと我慢して,下山。

アイスクリームからさわさんにて,ここぞとばかりに「アイスモナカ」「たまごあいす」「クリームコーヒー」の3種を注文。

想像とは違った,今まで食べたことのない,素朴なのに深い,甘いだけじゃない,懐かしいけど新鮮な味。ここにしかない唯一無二のアイスクリームの味でした。

❹ チェックインして,お好み焼きで乾杯🍻

尾道駅直結でロードバイクをそのまま部屋に持ち込めるホテル「ビーコンおのみち」のお部屋はこんな感じ。

お部屋は新しくて綺麗で快適だし,何よりもやっぱり愛車のロードバイクを自分のそばに保管できるという安心感が良い!

そして,バイクパッキングもお部屋の中でできるから落ち着いてやりやすい!

トイレ,お風呂,コーヒーメーカーにプロジェクターまで設置されていて,快適過ぎて幸せです✨

お部屋と同じフロアに洗剤不要のコインランドリーもあったので,シャワーを浴びてからサイクルジャージを洗濯することもでき,身支度を済ませて,気持ち良くいざ尾道の夜の街へ繰り出します!

広島に来たからにはお好み焼きを食べておかなければ!と「鉄板酒楽さんしん」さんへやって来ましたが,こちらのお店,お好み焼きはもちろんのこと,唐揚げも美味しくて,恐らくこれまでの人生No.1のクオリティ!

これぞまさに,キング・オブ・唐揚げ❣️

そして,砂ずりポン酢もポテトサラダもめちゃくちゃ美味しかった!

そして,ここで書き忘れてならぬのが生ビールのこと。

ロードバイクに乗った後の一杯目のビールが美味しいのは,既にあちこちで経験済みのことで,運動の後の飲み物は何を飲んだって最高なのですが,このお店の生ビールは格別に美味しかった!

何が違うんだろう。ビールの銘柄はサッポロビールっぽいけど,サーバーなの!?注ぎ方なの!?とにかくめっちゃ美味い😋

お腹はだいぶ膨れているというのに,尾道の夜をまだまだ満喫したくって,駅前の焼き鳥屋さんにハシゴして,日本酒と焼き鳥を心ゆくまで堪能し,後ろ髪をひかれつつ翌日に向けての体調も考慮してここで1日目を締め括りました。

ハシゴした焼き鳥屋さん「鳥の一徳」さんのNo.1は『つくね』でした‼️

❺ いざ「しまなみ海道」へ!!!

旅行中は,朝の目覚めも爽快ですね!

起床後,バイクパッキングを済ませてから,愛車のロードバイクと一緒に部屋を出てホテルの受付へ。

チェックアウト終了後,朝7時から開店しているパン屋さん「パンのなる木」に寄り道して朝ごパンを調達。

目の前の海とその向こう側のしまなみ海道で最初に船で渡る向島を眺めながら最高の朝食です。

焼きたてのメロンパンが温かくてふわっふわで美味しかった🎵

そして,いよいよメインイベントとなるしまなみ海道のルート。そこに今回私達が寄り道した場所や区間距離,到着時刻を書き込むとこんな感じ。

走った合計の距離が93km,平均スピード14.9km/h,亀老山クライムを含めて総上昇量680mとなりました。

朝8時に尾道駅を出発して,食べたい物を食べ,見たい景色を堪能しまくって,18時には今治市の宿泊先に到着したので,なかなか良いスケジュールだったのではないかと思っています。

細かく振り返ってみます!

まず,最初にポイントがあって,向島に渡るフェリーの選択です。12分間隔で出航している乗船時間わずか5分のフェリーは乗り場が複数,存在します!

後藤飲料水工業所に立ち寄りたい場合は「尾道渡船(株)兼吉渡し(土堂)のりば」を利用した方が,向島側で下船後,一番短い距離で行くことができます。

最短距離で走り過ぎて,8:10には到着してしまいました😅

8:30の開店を待って,無事に怪獣サイダーを飲むことができました。昭和時代のラムネの味を知っている者には,この炭酸の優しさ,爽やかな甘さ,喉越しがなんとも懐かしいほっこりする時間を過ごすことが出来ます。

今までお店や温泉等で飲んだことがある瓶入りの炭酸飲料とは全く違う味わいです!まさに,ここに来なきゃ知ることができない味

そこから約5km走ると,次の目的地「tsubata SANK!」へ到着します。海と空と橋のコントラストがたまらなくて「あ〜,とうとう念願のしまなみを走っているんだなぁ」とじわじわテンションを上げてくれる景色が続きます。

道路には,白線の内側にずーっとブルーラインが引かれていて,

「今治まで○km」と表示されているので,道に迷わず,不安になることもなく,とっても走りやすい!

「tsubata SANK!」のジェラートは10時以降じゃなきゃ食べられないとのことだったので,冷凍のパック入りのものをいただきました。カッチコチだったけど,初めて食べるいちじくのアイスは美味しかった!

向島から因島へ渡る因島大橋が,しまなみ海道で最初に渡る橋。橋の前後のクライムが地味にきついと聞いていたけれど,斜度3%前後になるようにグルッと回る道が整備されているので,踏める上りって感じでそれほどしんどくはありませんでした。

しまなみ海道では大小,色んな形のたくさんの橋を渡りますが,この因島大橋は車道の下に自転車が走れる道をぶら下げているような構造になっているので,アトラクション感があって,走っていて楽しかったです。

因島で行きたかった「はっさく大福」のお店は,お休みだったので,通過して,自転車神社と呼ばれている「大山神社」へ向かいます(ずっと食べてみたかった「はっさく大福」は後編のとびしま海道編で登場します)。

念願のお守りをゲット!サドルバッグに入れて今後のサイクリングの交通安全をお守りいただこうと思います。

その後,生口島に渡って,11:00しまなみドルチェ本店に到着。

自転車で来ているお客さんが大勢いました。真夏のサイクリングは,冷たい物,何個でも食べられる気がしますww

6種類味わって,みかん味とレモン味が1,2位を争う美味しさ。そして,無料のレモン水も最高!

甘い物の次は,しょっぱかもん!と言うことで,ジェラート屋さんから3kmの所にあるしおまち商店街へ。

岡哲商店にて,コロッケとメンチカツを購入。

コロッケも美味しかったけど,メンチカツの方が肉汁ジューシーで再び食べたい味でした!

この後,名物のタコ料理を食べようと予定していましたが,なんとお店が団体客の貸切営業になっていて食べることできず😭

気を取り直して「Cafe VIA」さんに立ち寄り,しまなみの島々をモチーフにデザインされたサイクルジャージに一目惚れ🥰

試着後そのまま購入!ここからは,VIAジャージでサイクリング🎶

しまなみサイクリングにジャージが映えてます⤴️

なんと,このショップのジャージ,保証特典があり,汚れたり,体型が変わって着られなくなったりしたら,半額で新品ジャージと交換していただけるんだそうです!

一生お世話になります!大好きです,VIAジャージ🥰

しおまち商店街付近には宿とかカフェとか観光名所も点在していて,他とは違ったこの辺り独特の素敵な雰囲気が漂っています。次回は,この辺りでゆっくり1泊してみるのも良いなぁなんて思いました。

しおまち商店街から3km走った先のサンセットビーチでジャージの次に映える黄色のモニュメントを見つけました。

生口島を後にして,大三島へ渡る多々羅大橋を渡ります。

多々羅大橋の途中には広島県と愛媛県の県境が出てきます。サイクリストは,県境が好きですよね。つい,自転車を置いて撮影したくなります。

橋の途中には,鳴き龍スポットもあるので,手や拍子木を叩いて“ふしぎなこと”もしっかり体験させていただきました。

13時,大三島にあるWAKKAに到着。自転車を持ち込んで宿泊できるコテージやBBQが盛り上がりそうなドームテントに食事や珈琲の美味しいカフェも併設されている色々揃った施設です。

先ほどタコ料理が食べられず,お腹も空いていたのでこちらでお洒落なランチをいただくことにしました。

海を眺めながらのんびり食事を楽しんでいたら,なんと目の前にいた釣り人がイカを釣り上げ,一緒に大喜び。今夜のBBQの材料が増えたようで良かったですね!

WAKKAを出発して1.6km。割と近い距離のところに「サイクリストの聖地碑」の場所がありました。

憧れていた場所とご対面です。

一体どれだけの数のサイクリストが自分の愛車をここに並べてこの写真を撮っていることでしょう。とうとう私もこの一枚を撮ることが出来ました。

「絶景に溶けて風になる」とはまさにこのことです。美し過ぎて言葉になりません。

この日は平日で,観光客もそれほど多くはなかったので,撮影に慌てることもなく,しばし愛車と景色を眺めてうっとり過ごしました。

今年の年賀状の写真はこれにいたしましょう😄

大三島から伯方島へ渡り,聖地碑のある道の駅から8.6km走ったところにある伯方S・Cパークでは「伯方の塩」を使った塩ソフトクリームをいただきました。

後味にほんのり塩を感じる甘くて美味しいソフトクリームは,この後待ち受ける亀老山クライムに向けて英気を養ってくれました。

14:30,伯方S・Cパークを出発して,亀老山のある大島へ向けて走ります。

15kmほど走ると,しまなみ海道のブルーラインから外れて左折したところに標高307.8mの亀老山があります。

足の残り具合によっては亀老山への寄り道を省略して今治へ向かおうとも考えていたのですが,美味しい物を食べ,絶景の中を走ったお陰で,まだまだ元気が残っていたので,クライムチャレンジを実行してみることにしました。

いや〜,今まで登ってきた坂道の中で一番きついクライムでした💦

途中,緩む地点もなくただひたすら延々と3km続く上り坂。しかも後半になるにつれて斜度が上がっていきます。ぼやく力さえ失い,ただただ小さな消え入りそうな声で「きつい…,ハァハァ…,しんどい…」と何度も何度もつぶやきながら,漕ぎ続けて漕ぎ続けて,ようやく展望台まで辿り着きました。

キツ過ぎて脳が機能しなくなり,自転車を降りて歩くという考えすら浮かばす,ただただゆっくりペダルを回し続けて登り上げたという感じです。押して歩いた方が速かったかもしれません😅

「こんだけ高いところまで登って来たのかぁ,そりゃしんどいはずだよな」ってくらいの間違いない大,大,大絶景です。

坂道の途中に立ってる「藻塩アイスが待ってるよ」の立て札の文字がかなり精神的な支えになってくれましたが,到着した時,頂上の売店はなんと片付けが始まっており,ギリギリセーフで食べることができました。売店は16時で閉店するので要注意です!

売店の椅子に座ってもまだゼェハァが止まらなくて,タクシーで来ていた観光客の方に「自転車で来るとそんなになるんだねぇ」と笑われてしまいました😅

カッコ良く,さらっと涼しい顔でクライムできるくらい強くなりたいな〜

死にそうな思いで漕いできたからでしょうかね,この藻塩アイス「今まで生きてきた中でいちばん美味しい」って感じましたよ。こんな風に味わえる体験ができるところがまた自転車の魅力なんですよね。

貧脚だけど,大好きだなぁ,ロードバイク🩷

さて,足はすっかり使い切りましたが,隈研吾さんの建築した展望所を歩いて頂上を満喫し,心拍を整え,集中力を切らさないようにブレーキングをしながら下山して今治へ向かいます。

亀老山から20kmくらい走ってこの日のお宿,今治国際ホテルに到着です。

18:00には到着できましたが,写真は,夕食の帰りに撮影したものなので,すっかり真っ暗な写真になりました。

大島から今治へ渡った後,SHIMANAMIモニュメントがあるサンライズ糸山に立ち寄りたかったのですが,亀老山クライムの疲労の影響なのか案内を見落としてしまい,いつの間にか通過してしまっていました。次回のお楽しみです。

夜は,今治焼き鳥のお店「まる屋」さんで乾杯しました。

今治焼き鳥は串に刺さずに鉄板で重しを乗せてプレスして焼くスタイルの焼き鳥。

今治名物でロングライドの疲れを癒して,ホテルのベッドで爆睡💤

今治国際ホテルから始まる旅の後編「とびしま海道」のサイクリングについては,次のブログでご紹介しています。

引き続きこちらの記事でお楽しみください!

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