【レビュー】初心者にサイクルコンピューターは必要!? Garminってどうなの??

ガーミン関連グッズ

こんにちは!ロードバイクと食べることが大好きな「旅すけ」です。

ロードバイクをはじめる時、サイクルコンピューターを買うべきかどうかって悩みますよね。

値段も大きさも色々ありそうだし、初心者でどの程度の機能が必要になるのか、果たして使いこなせるのか、そもそもスマホじゃダメなのか?…といった疑問にぶつかっている方もいらっしゃると思います。

私は、2020年10月にロードバイクに乗り始めました。

ロードバイクに乗るまではサイクルコンピューターの存在すら知らなかった私ですが,ロードバイクの購入と同時にショップに並んでいたGARMIN EDGE 130 PLUSを購入して今でも使い続けています。

ロードバイク初心者の方の不安解消のお役に立てるよう、ロードバイク初心者である私がGARMINを使ってみた感想をお伝えします。

❶ そもそもサイクルコンピューターって何!?

サイクルコンピューター(以下、サイコン)とは、自転車のハンドル部分に取り付けて走行速度や走行距離などを測定する装置です。

機種にもよりますが、ケイデンス(ペダルの回転数)や心拍数、消費カロリー等を測定できるタイプもあり、スマホのアプリと連動して自分のサイクリングを可視化することでトレーニングやダイエットにも活用でき、自転車の楽しみ方を広げてくれるアイテムです。

サイクリングの最中、消費カロリーの数値がメキメキと増えていくのは、運動不足気味の初心者にとってなかなか嬉しいものがあります!

高機能になればその分、お値段も高額になっていきますが、標高や地図を表示してくれたり、タッチパネル式でスマホのように操作できるタイプのものもあります。

主なサイコンのメーカーは以下のとおりです。

  • GARMIN ガーミン
  • wahho ワフー
  • CATEYE キャットアイ
  • bryson ブライトン
  • LEZYNE レザイン
  • POLAR ポラール
  • GIANT ジャイアント

数あるメーカーの中でもガーミンは、そもそも航空事業のGPSシステムを扱っていたアメリカのメーカーなので、精度の高い技術力により全世界のサイコンを手がけている他、魚群探知機やカーナビなどの開発にも注力しているそうです。

(魚釣りの好きな友人が私のサイコンを見て「船の魚探と同じだね!」と言ったことがあります)

私の場合,初心者なのでメーカー名を聞いてもよく分からず「トップシェアを占めるメーカーを選んでおけば大きく間違えることはないかな」という理由だけでガーミンを選択することにしました。

使ってみて知りましたが、ガーミンは信号待ち等の停車時に「ピコッ」という音が鳴ります。

この音で「ガーミン使ってるんですね!」と他のサイクリストから声をかけられたことがあります。

“初心者ですが、いっちょ前にガーミン使ってます!”なーんて思って、ちょっとしたステータスを感じてしまいました。

❷ Garminは全部で4種類

ガーミンのサイコンは全部で4つの種類があります。

Edge130PlusEdge530Edge830Edge1040
発売時期2020.72019.72019.72022.6
サイズ41×63×16mm50×82×20mm同左59.3×117.6×20mm
重量33g75.8g79.1g133g
ディスプレイ1.8インチモノクロ2.6インチカラー同左3.5インチカラー
操作ボタンボタンボタン+
タッチスクリーン
同左
稼働時間13時間20時間20時間35時間
+ソーラー10時間
価格35,800円64,780円74,800円109,800円
ガーミン4機種比較表

2022年6月にEdge1040シリーズの最新機種でソーラーが発売されました。ソーラー充電機能があると充電切れの心配が減るので良いですよね!ただし、価格が10万円を超えます!

私が使っているGarmin Edge130 Plusでもサイクリングやトレーニングに必要な機能は充分搭載されています。

最新機種でなくても、こんなことができて便利ですよ!な部分をご紹介していきますね。

❸ Garmin Edge130 Plusの主な機能

(1)Climb Pro機能

『GARMIN EDGE 130 PLUS』は、2020年7月に「EDGE 130」のグレードアップ版として発売されています。

グレードアップして追加されたのがこの「Climb Pro機能」です。

サイコンは、あらかじめスマホのアプリで、カーナビと同じように走りたいサイクリングのコースを作っておいて、それをサイコンにBluetoothで同期し、ナビゲーションをスタートさせることができます。

あとは目的地に向かって、◯メートル先を右だ、左だとサイコンが教えてくれるのですが、上り坂に突入した時にだけこのClimb Pro機能が始動します。

今登っている上り坂の頂上までの残りの距離と平均勾配を表示してくれるという機能です。しかもリアルタイムで!

数値と斜面のグラフで視覚化して表示されるのでとても分かりやすいです。

あとどのくらい頑張れば坂を登り終えるかが分かるのです。

坂道に不慣れな初心者にこそありがたい機能です。

しかも全行程の中でどのくらいの距離とどの程度の勾配のクライムがいくつあるよというのが分かるので、サイクリングのペース管理に非常に役立ちます。

例えば「今日は50kmのコースの中にクライムが6本あって、そのうち中盤の1本は平均勾配6%の坂が1.8kmは続くな」というのが予めわかってしまうのです。

GARMINの上位モデルには備えられている機能ではあるのですが「130」から「130PLUS」に進化し、価格が3,000円下がった上にこの機能が追加されたことはかなりお得だと感じ、GARMINの中でもこのモデルの購入を選択した最大の理由でした。

イベントに参加したり、初めての道をサイクリングする時など、この機能がかなり役に立っています。

(2)画面カスタマイズ

ガーミンの画面

ディスプレイは自分好みのカスタマイズで最大8項目まで表示させることができます。

項目数を減らして自動スクロールの設定をすることも可能です。コンパクトな画面に速度や走行距離、時計、ケイデンス、消費カロリー、気温、総上昇量等、初心者には十分過ぎるほどの情報が確認できます。

GARMIN EDGE 130 PLUS」の本体サイズは、41×63×16mm、重さは33gです。

ディスプレイサイズは27×36mmでモノクロ表示です。地図を表示するタイプにするかどうか迷いましたが、ハンドル周りをシンプルにしたかったので、コンパクトさを優先させました。

今では矢印だけでシンプルに表示するこのナビが気に入っています。市街地の複雑な道を走っていて、どうしても迷った時はスマホの地図で確認できるので、それで十分です。

それから、盗難防止のため、トイレに行く時やカフェに立ち寄る時もサイコンは取り外して持ち運ぶようにしているのですが、スマホやWi-Fi、財布…と持ち物も色々あるので、サクッと外してポケットにコロンと入れられるGARMINのコンパクトさは好きですね。

(3)事故検出機能

サイコンの端末に加速度計が内蔵されていて、事故による衝撃を受けたと判断されると、位置情報を自動的に緊急連絡先へ送信するシステムになっています。

この機能も「130Plus」に進化して追加された機能です。

緊急連絡先はアプリで登録できます。

幸い、今のところまだこの機能が稼働したことはありませんが、この機能が備わっていると思うだけで、安心して走ることができます。

(4)スマホとの連携

スマホと連携しているので、電話やLINEの着信が画面に通知されます。

いちいち停車してポケットからスマホを取り出して着信の相手を確認する必要がないので、サイコンの画面だけを見て急ぐ相手ではないと確認できれば、そのままサイクリングを続けることができます。

それから、サイクリングを終えた後も、サイコンの電源を切る前にスマホのアプリを立ち上げれば、すぐにデータがサイコンからアプリの方へ同期されて、その日のトレーニング記録をスマホで確認できるようになります。

(5)オフコース警告

地図のルートから外れた時、130Plus以外の機種はスマホの地図アプリのようにルート再計算機能があるようですが、130Plusにはその機能はなく、オフコース警告機能が備わっています。

ルートから外れたことを音と画面表示で通知してくれる機能です。

なんとなく走って通過してしまった交差点でも「ピコッ」とすぐに通知が来るので「今の交差点で曲がるんだったのか〜」と気づいて修正することができます。

❸ まとめ

サイコンは、ヘルメットやライトのようにロードバイク購入時の必需品ではありませんが、ナビ機能に加えて自分の走行データを蓄積することができ、サイクリングの楽しみ方を確実に広げてくれるアイテムです。

初心者の頃からの自分の成長度合いも見ることができるので、個人的には早めの購入をおすすめしたいところです。

「今のタイヤになってから◯km走ってるからそろそろタイヤの交換を検討しようかな」といったメンテナンスの目安としても活用できます。

ガーミンは他メーカーに比べて価格が少し高めですが、精度が高く、ユーザーが多い分、情報を得やすいので安心して使うことができます。

機能を求めれば、その分価格も上がっていきます。

130Plus」の大きなメリットは「価格」と「重量」にあります。

ディスプレイが小型でモノクロ、稼働時間が13時間と言ったデメリットがありますが、モノクロでシンプルな表示だからこそ見やすくて扱いやすいというメリットに繋がりますし、初心者は13時間以上も走れる体力がないので、ガーミンの充電より先に自分の充電が切れます(笑)。

3万円台で初心者には十分過ぎる機能を備えたサイコンはGarmin Edge130Plus、この一択になると思います。

是非、ロードバイクと併せてサイクルコンピューターのご購入を検討してみてください。

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