【阿蘇イチ】絶景はモチロン,ワンピース愛もおにぎり愛も全部満たされる!!

阿蘇イチおすすめのコース

こんにちは!ロードバイクと食べることが大好きな当サイトの管理者「旅すけ」です。

馴染みの自転車屋さんで偶然出会った学生らしき男性に「今までのロードバイク人生で走って良かったと印象に残ってるコースはどこ?」と何気に尋ねたら,

即答で,

「阿蘇ですね!」

と返事が来ました。

その日を境に,阿蘇のことを夢中になって調べていたらなんと,阿蘇は自転車乗りを虜にするサイクリングの名所らしい…

これは,行って確めてみなければ!

と、言うことで阿蘇駅の近くに宿を予約し,阿蘇の外周を走ってみたら、楽し過ぎて、満足過ぎて、確かににされました。

阿蘇は、サイクリングコースも何パターンかあるので、何度も訪れたくなる魅力あふれる場所でした!

❶ 阿蘇イチのコースと高低差

阿蘇山は,標高1,592mの熊本県の活火山です。

阿蘇山は単体の山ではなく,根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳を総称した呼称で阿蘇五岳と呼ばれています。

メインの外周周遊ルートは阿蘇駅から反時計回りに山頂の方へ登って草千里や中岳火口を経由して南阿蘇へ下る約60kmのルートのようなのですが,ワンピース好きとしては,ロビン像にも会いに行きたくて,上記のようなコースにしました。

距離は約69kmなので,メインルートとそれほど変わりません。

総上昇量は1,213mときつそうですが,阿蘇のカルデラの景色やのんびりとくつろぐ牛や馬の姿を見ながら「わー,わ〜!」と楽しんでいるうちに登りきれてしまう程度の距離です。

❷ スタートは阿蘇駅近くの宿泊先から

今回,阿蘇駅近くの場所に宿泊先を確保しました。

サイクリングしたいのでチェックイン前に車を停めさせて欲しいと宿の方にお願いしたところ,快く了解くださり,車載してきたロードバイクを降ろして身支度を整え,午前11時過ぎの出発となりました。

宿泊先から目の前に見える阿蘇山は迫力があります!

❸ 出発から20分で阿蘇駅に到着

今回の宿泊先である「阿蘇の四季」さんから阿蘇駅までは平坦道路で約5km。

クライムが始まる前のちょうど良いウォーミングアップになりました。

そして,阿蘇駅には会いたかったウソップ像が居ました!観光客が次々と写真撮影を楽しんでいます。

2016年の熊本地震の後,熊本県出身の漫画家,尾田栄一郎さんと熊本県とが連携した『ONE PIECE熊本復興プロジェクト』が立ち上がり,復興の象徴として熊本県内9市町村に麦わらの一味の仲間の像が設置されています。

像のクオリティが高く,サイズ感や黄金色の迫力にワンピース好きとしては心震えるものがありました。

順番を待って撮影会を楽しんだら,阿蘇駅を背に,阿蘇パノラマラインへ向かって走ります!

❹ 米塚までは緩いクライム

阿蘇駅から5分も走らないうちに上り坂は始まります。

木々に囲まれた木陰道を進んでいくと「これぞ阿蘇!」という広大な景色が待ち受けています!

どこかにハイジとクララが隠れているのではないかと思ってしまう程の大自然の風景です。

草千里に登っていく観光ルートから右折し,米塚を見ながらダウンヒルの風を浴び,ロビン像のある旧東海大学を目指します。

❺ 13時ロビン像に会う

像から溢れ出るこの色気です!まつ毛や髪の毛の一本一本までしっかりと作られていて,ここまで走って来て実際,目の当たりに出来たことが嬉しかったです。

そして,旧東海大学は,熊本地震の被害があった校舎や断層などが残されていて,警備や案内のためのボランティアの方々がいらっしゃいました。

震災の悲惨さやそこから学ぶ教訓を伝えていこうとする思いが伝わってくる場所でした。

そこから次の目的地である「新阿蘇大橋」へダウンヒルの続きをしていく予定だったのですが,なんと道路工事中だったため,下ってきた道を登りなおし,国道57号線からぐるっと橋を目指すことにしました。

高所恐怖症のため,橋は渡らないコースを計画していたのですが,結局渡ることに!そして,橋の道幅の狭いこと!さらに交通量も多くて,橋の端をなるべく下を見ないように,車の通り過ぎる風によろけないように集中しながら,慎重に走りました。

多分,今回のルートで一番緊張した場所です!

❻ 13時半,新阿蘇大橋で震える

これが,たった今,渡ってきた新阿蘇大橋です。

観覧車すら乗ることを避けるほど高いところを苦手とする私が,よくぞこの橋を渡ったものだと我ながら感心します。

自転車走行スペースも無く,狭くて高くて長〜い橋だったので,多分ここをロードバイクで走るのは今回が最初で最後かと思われます😅

❼ 14時,道の駅にて遅めのランチ

新阿蘇大橋を渡ってから南阿蘇村を10kmくらい走っていくと「道の駅あそ望の郷くぎの」があり,その中の「食事処あじわい館」にてランチタイムをとりました。

あか牛のハンバーグが乗ったロコモコ丼と抹茶ティラミス!

そして,そして,高菜飯とホルモン煮込みとポテサラ!!

セルフ式の食堂にしては料理のクオリティが高い!

阿蘇山の眺めもバッチリ。テラス席もあるので,汗びっしょりのサイクリストにも持ってこいのお店です。

10時から17時まで開店しているので,サイクリングの時間の読みが外れてランチタイムがズレ込んでしまっても安心です。漕ぐのが遅くて昼のラストオーダーに間に合わずにランチが食べれなかった,なんてことになる心配がありません。

道の駅,サイコーです!

モンベルやお洒落なコーヒーショップの店舗も入っていて,時間に余裕がある時はゆっくり見て回るのも楽しそうな場所でした。

❽ 15時,鉄人フランキーの所でパワーチャージ

道の駅から東へ向かって高森駅を目指します。

交通量も減り,のどかな田園風景が続いた先にフランキーが待っていました。

「ん〜〜〜‼︎スーパー‼️俺はサイボーグだ❗️❗️❗️」

と言う声がまさに聞こえんばかりの迫力です。

その迫力に大興奮し,ロードバイクを持ち上げて同じポーズを取ったのは勿論のことですが,お恥ずかしいので,フランキー単体の写真を掲載しておきます(笑)

いやぁ,カッコ良かったフランキー。

ここからは,しばらく上り坂が続くんですけどね,だいぶフランキーにパワーを充電してもらいましたよ。

ありがとう,フランキー!

❾ 16時半,無事,宿へゴールインしてチェックイン

フランキーと会えた感動の余韻に背中を押してもらいながらしばし続く上り坂を走り,楽しみにしていた絶景の箱石峠はいつの間にか通り過ぎ,交通量の少ないダウンヒルを(もちろん制限速度を遵守しながら)低姿勢でご機嫌に下って16時半。

無事に今夜の宿泊先「阿蘇の四季」さんへゴールインしました!

女将さんや従業員の方がゴールしたのに気付いて「お帰りなさ〜い」って出迎えてくださったのが嬉しかった〜!

チェックインの手続きを済ませて部屋に入ると,なんとおはぎとお抹茶が!!

あんこ好きには堪らないご褒美😭

「お茶が済んだら,お風呂どうぞ〜」とのこと。お風呂は露天タイプの貸切風呂が全4種。ゴール後の癒しが最高過ぎます!

夕食は,囲炉裏で炭火焼きのコース料理。肉も魚も程よく炭火で焼いて,焼き立てを阿蘇の日本酒と一緒にいただきます。

刺身も天ぷらもデザートももちろん美味しかったけれど,何と言っても楽しかったのが…

おにぎり🍙おかわり自由!

しかもサイズは・小あり🤣🤣🤣

そもそもの米が美味いんでね,おにぎりにしちゃうと進んで進んで仕方ないことになりますよ!どうやらお米も作っていらっしゃるようです。そりゃ美味いはずです。

目の前に炭火があるから焼きおにぎりにしても美味しいし,おかわりしたおにぎりは熱々で柔らかい握り加減が,また,良い!!!

「いや〜,食べたな〜」ってお腹を摩っていると

「おにぎりのおかわり,お部屋で食べても良いんですよ!握りましょうか?」とのこと。

“ご飯の後,お風呂に入ったら,まだ食べられるかもしれない”と言う大食いの邪な考えがよぎり,おにぎり追加しちゃいました!

阿蘇イチで1,252kcal消費しましたが,おにぎり食べ放題であっという間に摂取オーバーになったと思います!

こちらは,翌朝の朝食です。もちろん,ご飯はおかわり自由(笑)

しかも,こちらのお宿では食パンも自家製されているとのことで,

「パンも大好物です」とお伝えしたら,焼きたての食パンにジャムが添えられて出てきました。これがまた美味しいの,なんのって!

ご飯は3杯お代わりして,食パンは5切れも食べてしまいました。

胃に収められていた昨夜の夕飯は,一体どこに消えてしまったと言うのでしょう!

炭水化物大好き人間の私なので,このお宿はリピ確定です!可能ならば,新米の季節に再び伺ってみたい!!

➓ 阿蘇イチを味わった感想

何気ない自転車屋さんでの立ち話から始まった阿蘇イチサイクリングでしたが,ワンピース好きの私が何故今まで走っていなかったのかと不思議なくらい素敵な場所でした。

今回走らなかった草千里や中岳火口ルートも走ってみたいし,車で立ち寄った大観峰の景色もまた最高で。

大観峰まで来るルートも何本かあるみたいだったので,いろいろ調べてロードバイクで走りに来てみたいなと,もちろん阿蘇の四季さんに宿泊して,ゴール後のおはぎとおにぎりを楽しみにして!

阿蘇は,想定以上に大満足の場所でした!

必ずや,再び,走りに来ます!!

ありがとう,阿蘇〜🎵

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